2012.06.18 23:03

渡辺美優紀の“釣り”技術とは?

今年もたくさんのドラマが誕生したAKB48総選挙。4回目となった今年はワクが40名から64名に広がったこともあり、昨年圏外から新たにランクインしたニューヒロインが26名も誕生した。

そのニューヒロインのなかで最高位になったのが、19,159票を集めアンダーガールズ(17位~32位)入りした19位の渡辺美優紀(チームN、チームB)。この1年でもっとも成長したひとりだが、なぜ彼女は、ここまで支持を集めるようになったのか。

彼女はもともと、自身がアイドル好きで、NMB48の1期生に応募し、合格。そして昨年、総選挙に初参加。速報では34位にランクインしたものの、最終的にはアンダーガールズにも入ることができず、涙を流しながら退場していった。同じNMB48の仲間でもありライバルでもあるキャプテンの山本彩(さやか)が28位でアンガ入りしただけに、その悔しさは大きかったに違いない。

それからの1年間は、とにかくファンを増やすということに全精力を傾注。劇場公演やコンサートではできるだけファンひとりひとりと目線を合わし、ファンに向けて送る有料メールサービス「NMB48MAIL」は、「まるで恋人からのメールのようだ!」とファンの間で話題に。

また、メンバー全員が参加しているGoogle+では、お風呂に入るという報告を「ちゃぷちゃぷする」と表現し、ファンの妄想をくすぐった。後にこの言葉は、ほかのメンバーがマネをするほどのブームになった。

ファンをうまく集める行為をアイドル業界では“釣り”といい、その技術に長(た)けている人のことを“釣り師”という。AKB48やSKE48にも釣り師はいるが、「一番すごいのは渡辺美優紀ですよ」(NMB48ヲタ)。それは取材関係者に対してもそうで、インタビューする際にずっと目を見て話されメロメロになってしまったという記者の声をよく聞く。とにかく彼女は、人を好きにさせてしまう天才なのだ。

そんな小悪魔的な魅力を持つ彼女をいつしかファンは、ニックネームである“みるきー”をもじって“わるきー”と呼ぶようになった。そしてついには、NMB48の最新シングル『ナギイチ』のカップリング曲に彼女のソロ曲、その名も『わるきー』が収録されるまでに。その名前と存在感は全国にまで届くようになった。

そんな彼女の欠かせないこだわりは「一番であること」。日本武道館のステージ上では「日本一のアイドルに」と話し、その晩に書かれたブログでも「ここで満足せずに、一番がいい!!」と書くなど、そのギラギラした気持ちは見ていて心地いい。3月のさいたまスーパーアリーナコンサートでAKB48チームBとの兼任が発表され、近いうちに秋葉原のステージにチームBの一員として立つ。そこでは、さらにパワーアップした彼女の姿を見ることができるはずだ。

(取材・文/関根弘康)

■週刊プレイボーイ27号「AKB48選抜総選挙ニューヒロイン26名素顔一挙出し!!」より

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